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感染症・疾患について
胃腸炎の時の経口補液について
急性胃腸炎が流行していますので、嘔吐されたときに行う経口補液について説明します。
最近、胃腸炎だけでなく、熱中症対策としても経口補液という言葉を聞いたり、目にする機会が増えたと思います。せっかくですから、治療として市販の補液を利用する場合のコツと注意点を書いておきます。
まず医療用に近い補液は、ナトリウムとブドウ糖が適度な濃度で入っています。一般のイオン飲料と比べると塩分が多めで、味はよくありません。このため、嘔吐時には少量ずつ(スプーン1杯程度)を数分おきに何度も与えるようにするのがコツです。明らかに脱水がある場合には、味も嫌がらずに飲んでくれることが多い様です。
脱水がひどくない場合には、医療用に近い補液ではなく乳幼児用のイオン飲料やスポーツドリンクを利用してもいいと思います。ただし嗜好品に近い飲み物は一般に糖分が多いため、下痢をひどくする場合がありますので、注意が必要です。
要は、「吐いたから」といって医療用に近い補液でないとダメということではありません。味がよくないのに無理強いすると、結局飲めないこともあります。その場合は少量ずつ与えたり脱水がひどくないと考えて、イオン飲料などに変更してもよいと思います。
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