vaccination

予防接種

予防接種について

お子さまの健やかな未来を
守るために

予防接種は、病気に対する抵抗力(免疫)を作り、お子さまを深刻な感染症から守るためのものです。また、周りの人に病気を広げないという大切な役割もあります。生後2か月から始まるワクチンスケジュールは非常に過密ですが、当院では保護者の方と一緒に適切なプランを立て、スムーズな接種をサポートします

予防接種のポイント

  1. Point01

    接種出来る年齢(月齢)に
    なったらできるだけ早く
    受けましょう

    ワクチンは、それぞれに接種できる月齢や年齢が決まっています。この接種年齢は、病気にかかりやすい時期とワクチンを安全に接種でき、高い効果が得られる年齢を考慮して決められています。ワクチンは「受けられる時期が来たら、すぐ受ける」ことが基本です。

  2. Point02

    同時接種を
    うまく利用しましょう

    0歳代で接種するワクチンは種類も多く、接種回数は10回以上になります。そこで、できるだけ早く体調の良いときに早く免疫を獲得するために、世界中で行われているのが同時接種です。これにより必要な免疫をより早くつけることができます。

  3. Point03

    ワクチンはかかりつけ医で
    接種しましょう

    ワクチンは日頃の体質、体調管理を任すことができるかかりつけ医で受けましょう。日野町外にお住まいの方でも、あらかじめお住まいの地区の保健センターに申し出ていただければ、本院でワクチンの接種を受けることができるようになっています。

けいれん、アレルギーの
ある方へ

熱性けいれんの場合、基本的にはすべて接種可能です。
ただし、ワクチンの副反応で発熱した場合のけいれん予防など、具体的に対策を相談しておくことが必要です。またアレルギー体質というだけで、接種不適当とはなりません。卵アレルギーの患者さんでも、インフルエンザワクチンはほとんどの場合、接種が可能です。本院では十分な問診や、予備テスト、接種後の体調観察などを実施して積極的に接種を行っています。

当院の予防接種の特徴

Point

渡航先の対策に。
家族で受ける
トラベルワクチン

海外へのご旅行、出張、またはご家族での海外赴任を控えている方へ。
国や地域によっては、日本では馴染みのない感染症への対策が不可欠です。
当院では、お子さまだけでなく、大人の方の渡航前ワクチン相談・接種も承っております。

予防接種の種類

定期接種

五種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ)

生後2か月のワクチンデビューから開始する、赤ちゃんを守るための大切な混合ワクチンです。これひとつで5つの深刻な感染症を予防します。

副反応
接種部位の腫れ、赤み、しこり、発熱
小児用肺炎球菌

細菌性髄膜炎や敗血症などの重い合併症を引き起こす「肺炎球菌による感染症」を防ぎます。

副反応
接種部位の腫れ、赤み、発熱(高熱が出る場合があります)
B型肝炎

将来的な肝炎や肝がんのリスクを減らすためのワクチンです。生後早期に免疫をつけることが推奨されています。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、軽度の発熱、倦怠感
ロタウイルス

乳幼児の激しい下痢や嘔吐を引き起こすロタウイルス胃腸炎を予防します。飲むタイプのワクチンです。

副反応
ぐずり、下痢、まれに腸重積症(腹痛や嘔吐)
BCG(結核)

結核菌による重症な結核(髄膜炎など)を予防します。はんこ注射の形で行います。

副反応
接種部位の腫れ、膿、脇の下のリンパ節の腫れ
麻疹風疹混合(MR)

感染力が非常に強い「はしか(麻疹)」と、三日ばしかと呼ばれ、妊婦が感染すると先天性風疹症候群の原因となる「風疹」を予防します。

副反応
発熱、発疹、鼻水、まれに熱性けいれん
水痘(みずぼうそう)

強いかゆみを伴う発疹(水ぶくれ)が出る水痘を予防します。2回接種で高い効果が得られます。

副反応
接種部位の赤み、腫れ、軽度の発熱、まれに水疱(発疹)
日本脳炎

蚊が媒介する日本脳炎ウイルスによる脳炎を予防します。3歳を待たずに接種を開始することもできます。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、発熱、頭痛
二種混合(ジフテリア・破傷風)

小学校高学年で追加接種を行い、幼少期につけた免疫をさらに強固にします。

副反応
接種部位の強い腫れ、痛み、赤み、硬結(しこり)
ヒトパピローマウイルス(HPV・子宮頸がん)

将来の子宮頸がんを予防するためのワクチンです。現在は9価ワクチンが主流です。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、失神(血管迷走神経反射)

接種スケジュール
(年齢ごとに接種するワクチンを
まとめました)

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接種時期の目安 ワクチン名 回数 対象年齢と(標準的な接種年齢)
生後2か月〜 五種混合(ヒブ・百日咳・破傷風・ジフテリア・ポリオ) 初回3回 生後2〜90か月(標準:7か月未満)
追加1回 初回終了後6〜18か月後
小児用肺炎球菌 初回3回 2〜60か月(標準:初回7か月未満)
追加1回 初回の接種月齢・年齢によって異なります
B型肝炎 3回 生後1歳まで(標準:生後2〜8か月)
ロタウイルス 1価:2回 生後6週〜(標準:初回14週6日まで)
※1価は24週、5価は32週まで
5価:3回
生後5か月〜 BCG(結核) 1回 生後1歳まで(標準:生後5〜8か月未満)
1歳〜 麻疹風疹(MR) 1期:1回 生後1歳以上2歳未満
水痘(みずぼうそう) 2回 生後12〜36か月(標準:初回1歳〜1歳3か月未満)
3歳〜 日本脳炎 1期:3回 1期初回(2回):生後6〜90か月(標準:3〜4歳)
1期追加(1回):初回から6か月後(標準:4〜5歳)
小学校入学前 麻疹風疹(MR) 2期:1回 小学校入学前年度の1年間(6歳になる年度)
9歳〜 日本脳炎 2期:1回 11〜13歳未満(標準:11〜12歳未満)
11歳〜 二種混合(ジフテリア・破傷風) 2期:1回 11〜13歳未満(標準:11〜12歳未満)
12歳〜(小6〜高1) ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん) 9価:2回または3回 小6〜高1の女子(標準:中1)
※9価は15歳未満開始なら2回で接種完了

公費(無料)で打てる期間を
過ぎてしまった場合の料金

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ワクチン名 種類など 料金(税込)/1回
五種混合(ヒブ・百日咳・破傷風・ジフテリア・ポリオ) 27,000円
小児用肺炎球菌 20価 11,000円
B型肝炎 7,700円
ロタウイルス ロタテック(3回接種) 15,000円
ロタリックス(2回接種) 20,000円
BCG(結核) 12,000円
麻疹風疹(MR) 12,500円
水痘(みずぼうそう) 11,000円
日本脳炎 9,500円
二種混合(ジフテリア・破傷風) 7,000円
ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん) 9価 31,000円

任意接種
(自費による接種となります)

おたふくかぜ(ムンプス)

ムンプスウイルスによる感染症で、耳の下(耳下腺)が腫れて痛むのが特徴です。合併症として難聴(ムンプス難聴)や髄膜炎を引き起こすリスクがあるため、2回の接種が推奨されています。(日野町民のお子さまには費用の助成あり)

副反応
接種部位の腫れ、痛み、軽度の発熱、まれに耳下腺の腫れ
インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。急激な発熱、倦怠感、筋肉痛などが現れ、特に小さなお子さまでは脳症などの重症化を防ぐために毎年の接種が推奨されています。本院では注射によるワクチンに加え、点鼻ワクチンの接種も行っています。

副反応
接種部位の赤み、腫れ、痛み、発熱、寒気
三種混合

小学校入学前に推奨される「5回目」の追加接種です。赤ちゃんの時に受けたワクチンの免疫は、就学前後で低下してしまいます。小学校での百日咳(ひゃくにちぜき)の集団感染からお子さまを守るために、日本小児科学会でも接種が推奨されています。

副反応
接種部位の腫れ、赤み、しこり、軽度の発熱
不活化ポリオ(単独)

ポリオ(急性灰白髄炎)は「小児麻痺」とも呼ばれ、手足に麻痺が残る恐ろしい病気です。海外の一部地域ではまだ流行が続いており、渡航前に免疫を強化したい大人の方や、規定回数を終えていないお子さまが対象となります。

副反応
接種部位の痛み、赤み、腫れ、軽度の発熱
新型コロナワクチン

新型コロナウイルスによる重症化や、後遺症のリスクを抑えるためのワクチンです。現在は全額自己負担の「任意接種」として、年間を通じて接種が可能です。持病のあるお子さまや、受験・大切な行事を控えている場合など、ご家庭の状況に合わせて選択いただけます。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、疲労感、頭痛、発熱
(大人に比べて発熱の頻度は低い傾向があります)

料金・回数・対象年齢

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ワクチン名 回数 対象年齢と(標準的な接種年齢) 料金(税込)
おたふくかぜ(ムンプス) 2回(推奨) 初回1歳、2回目小学校入学前 日野町在住で助成がある場合:1,350円
上記以外の場合(自費):4,350円
インフルエンザ
※年齢によって接種回数が異なります。ワクチンの種類によっても料金が変わります。
2回(注射) 6か月以上3歳未満(0.25ml) 1回目:3,400円
2回目:2,500円
2回(注射) 3歳~12歳(0.5ml) 1回目:3,600円
2回目:3,000円
1回(注射) 13歳以上(0.5ml) 4,300円
1回(点鼻) 2歳〜18歳(または19歳未満) 8,000円
三種混合 1回 小学校入学の前年度。
麻疹・風疹ワクチンに加えて行う。
6,600円
不活化ポリオ(単独) 1回 12,500円
新型コロナワクチン ワクチンにより
異なる
生後6ヶ月以上 17,000円

成人向け予防接種

B型肝炎

血液や体液を介して感染し、慢性肝炎や肝がんの原因となります。医療従事者や海外渡航、パートナーへの感染予防として、大人になってからの接種も重要です。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、軽度の発熱、倦怠感
子宮頸がん
(HPVワクチン)

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染をブロックするワクチンです。すでに性交渉の経験がある大人の方でも、まだ感染していない型のウイルスに対しては高い予防効果が期待できるため、接種が推奨されています。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、失神(血管迷走神経反射)、頭痛
高齢者帯状疱疹
(ビケン生ワクチン)

弱毒化したウイルスを使用した、従来からある1回接種のワクチンです。50歳以上の方が対象で、発症リスクを抑えます。シングリックスに比べ費用を抑えられますが、予防効果や持続期間に違いがあります。

副反応
接種部位の赤み、腫れ、かゆみ、軽度の発熱
高齢者帯状疱疹
(シングリックス)

不活化ワクチンを用いた、予防効果の極めて高いワクチンです。
2回接種が必要ですが、50歳以上で約90%以上の高い予防効果が期待でき、長期間持続します。

副反応
接種部位の強い痛み、腫れ、筋肉痛、倦怠感(数日続く場合があります)
高齢者肺炎球菌

肺炎の原因菌として最も多い「肺炎球菌」による重症化を防ぎます。65歳の方などを対象とした定期接種のほか、より高い予防効果を得るために任意(自費)での追加接種を希望される方も対象です。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、熱感、まれに筋肉痛
新型コロナワクチン

新型コロナウイルス感染症による重症化や死亡リスクを抑えます。現在は、秋冬に行われる定期接種(65歳以上等)のほか、それ以外の方が希望される場合は「任意接種(全額自己負担)」として通年での接種が可能です。

副反応
接種部位の痛み、疲労感、頭痛、筋肉痛、発熱
麻疹(はしか)
単独ワクチン

感染力が非常に強く、重症化すると脳炎などを引き起こす麻疹をピンポイントで予防します。以前は1回接種のみの世代が多く、免疫が不十分な大人の方や、MR混合ワクチンの成分にアレルギーがある方が対象です。

副反応
発熱、発疹、接種部位の赤み・腫れ
風疹(ふうしん)
単独ワクチン

「三日はしか」とも呼ばれ、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに影響(先天性風疹症候群)が出る可能性があります。抗体検査で風疹の免疫だけが低いと判明した方や、パートナーの妊娠に備える男性などは公費接種の対象となる場合があります。

副反応
接種部位の腫れ、赤み、まれに関節痛

料金

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ワクチン名 種類など 料金(税込)/1回
B型肝炎 8,300円
子宮頸がん(HPVワクチン) 9価 31,000円
高齢者帯状疱疹(ビケン生ワクチン) (ビケン生ワクチン)自費 11,000円
助成のある場合 2,500円
高齢者帯状疱疹(シングリックス) (組み換えワクチン)自費 23,000円
助成のある場合 6,500円
高齢者肺炎球菌 定期接種では20価 13,500円
新型コロナワクチン ファイザー・モデルナが主 17,000円
麻疹(はしか)単独ワクチン 9,500円
風疹(ふうしん)単独ワクチン 9,500円

海外渡航前のワクチン

出発の3か月前には
準備をスタート!

海外赴任や旅行の予定が決まったら、まずは「健康の準備」を始めましょう。
渡航先で必要となるワクチンには、免疫をつけるために「数週間の間隔を空けて2〜3回」接種が必要なものが少なくありません。
直前の受診では出発までに間に合わないケースもあるため、遅くとも出発の3か月前にはトラベルクリニックや渡航外来へ相談することをおすすめします。余裕を持ったスケジュールを組むことで、副作用の確認や体調管理も万全に行うことができます。
ご家族全員が安心して出発できるよう、早めの一歩を踏み出しましょう。
渡航前ワクチンの予約は、すべて受付までご連絡ください。(ワクチンの種類によっては、常備在庫がなく取り寄せが必要なものがあります)

A型肝炎

主に汚染された水や食べものを介して感染する、ウイルス性の肝炎です。
肝臓に炎症が起こると、発熱や食欲不振、腹痛、吐き気に加え、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が現れる場合もあります。全3回、初回、2回目(2~4週後)、3回目(6ヶ月後)の接種でほぼ100%抗体ができます。衛生環境の整っていない地域では感染のリスクが高いため、北・西ヨーロッパと北米を除く地域へ渡航する70歳以下の方に、接種をおすすめします。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、まれに倦怠感や頭痛、発熱
料金
17,800円
B型肝炎

血液や体液を介してうつる、肝臓のウイルス感染症です。
感染経路には母子感染のほか、輸血、性行為、注射器の共有が挙げられます。急性期には発熱・食欲不振・関節の痛みなどの症状が現れ、劇症化すると命に関わることがあります。症状のないまま慢性化へ進む例もあり、慢性化すると肝硬変や肝臓がんへ進行するおそれがあります。渡航先で血液・体液に触れる(受傷や性行為を含む)可能性がある方、北・西ヨーロッパと北米以外の地域へ渡航する方は、接種をご検討ください。全3回、初回、2回目(4週後)、3回目(6ヶ月後)の接種が必要です。

副反応
接種部位の痛み、腫れ、硬結(しこり)、まれに倦怠感
料金
8,300円
破傷風

土やほこりの中にひそむ破傷風菌が、傷口から体に入りこんで発症する感染症です。
人から人へはうつりません。初期には口が開けにくくなるなど、あごの筋肉のこわばりや痛みが目立ち、進行すると全身の筋肉の硬直やけいれん、呼吸困難に至る危険もあります。日本では11〜12才頃に破傷風トキソイドを含む2種混合を定期接種していますが、効果は約10年で減弱するため、成人になってから渡航する場合、野外での作業や辺境地への旅行のように、ケガをしやすい渡航であれば接種をおすすめします。

副反応
局所反応が出やすい(腫れ、赤み、痛み)、数日残ることがある
料金
4,400円
狂犬病

感染した動物に噛まれ、唾液中のウイルスが体内へ入って発症します。イヌだけでなく、ネコやコウモリからの感染も報告されています。
初期は発熱・頭痛・筋肉痛といった風邪に似た症状で始まり、やがてウイルスが中枢神経へ達すると、興奮やけいれん、意識障害へ進みます。発症後の有効な治療法はなく、発症すればほぼ確実に命を落とす、非常に危険な感染症です。流行の中心はアジア・アフリカ地域になります。動物と接する機会の多い長期滞在者や研究者、医療機関へすぐたどり着けない奥地へ渡航する方は、出発前の接種を強くおすすめします。4週間間隔で2回接種し、6〜12ヶ月後に3回目の接種を行います。

副反応
局所反応(痛み、赤み)、倦怠感、頭痛、めまい
料金
17,600円
ポリオ

「小児まひ」の名で知られてきたウイルス感染症です。
感染しても大半は無症状のまま経過し、一部の方に発熱・頭痛・嘔吐が現れます。まれにウイルスが中枢神経へ入りこむと、脊髄や脳がおかされ、手足の麻痺が後遺症として残る例もあります。患者の発生国はアジア・アフリカ地域が中心ですが、アメリカ・イギリス・カナダでもウイルスの検出例が報告されています。WHOは、患者が発生している国へ渡航する場合、過去に接種歴のある方にも渡航前の追加接種をすすめています。

副反応
接種部位の赤み、腫れ、軽度の発熱
料金
12,500円
日本脳炎

ウイルスを持つ蚊に刺されて感染します。
人から人へ直接うつる病気ではありません。高熱・頭痛・嘔吐で始まり、進行すると意識障害やけいれん、麻痺を引き起こします。発症した場合の致死率が高く、回復しても神経の後遺症が残りやすい感染症として知られています。流行の中心は東・東南・南アジアのため、該当地域へ渡航する方に接種をおすすめします。近年はオセアニアでも患者の発生が続いており、オーストラリアへの渡航でも接種を検討する価値があります。

副反応
接種直後の痛み、腫れ、まれに発疹やじんましん
料金
9,500円
麻疹・風疹

どちらも感染力の強いウイルス感染症で、発熱・くしゃみ・咳・目の充血・発疹と、症状もよく似ています。
麻疹(はしか)はとりわけ感染力が強く、同じ空間にいるだけでうつる空気感染を起こします。多くは自然に回復へ向かいますが、免疫の弱い乳幼児や妊婦の方では重症化のおそれがあります。
風疹で警戒したいのは、妊娠初期の感染です。おなかの赤ちゃんの心臓や耳、目に先天的な障害(先天性風疹症候群)を残すおそれがあるためです。
麻疹・風疹への免疫が不十分な方には、渡航先を問わず接種をおすすめします。母子手帳などで接種歴を確かめてみてください。

副反応
接種から5〜14日後に、軽微な発熱や発疹が出ることがある(免疫がつくサイン)
料金
12,500円
髄膜炎菌

くしゃみや咳のしぶき、キスやコップの共用といった日常の接触からうつる細菌感染症で、共同生活の場で広がりやすい特徴があります。
高熱・頭痛・吐き気に続いて意識障害へ進む例もあり、発症からの進行が速い点にも警戒が必要です。小さなお子さまでは、手足のけいれんや食欲不振として現れる場合もあります。2~6才は2回接種、7才以降は1回の接種を行います。渡航先としてはアジア・アフリカ地域が接種の目安です。学生寮での集団感染は国内外を問わず報告されているため、海外留学や寮生活を控えている方にも接種をおすすめします。

副反応
接種部位の痛み(40%以上)、赤み、腫れ、頭痛、倦怠感、筋肉痛が比較的出やすい
料金
20,000円
インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。急激な発熱、倦怠感、筋肉痛などが現れ、特に小さなお子さまでは脳症などの重症化を防ぐために毎年の接種が推奨されています。本院では注射によるワクチンに加え、点鼻ワクチンの接種も行っています。

副反応
接種部位の赤み、腫れ、痛み、発熱、寒気
料金
年齢、接種回数により異なります。
黄熱

サハラ以南のアフリカと南米の熱帯地域で発生している、蚊が運ぶウイルス感染症です。
人から人へ直接うつった報告はありません。発症後に効く治療法は今のところなく、対策の柱はワクチンによる予防となります。致死率の高さも見逃せません。黄熱が流行している地域に入国したり、その地域から移動した場合にワクチンの接種済証明書の提示が必要な事があります。

副反応
接種部位付近の腫れ、頭痛、倦怠感、発熱
料金
当院では取り扱いはなく、検疫所で接種となります。

渡航先の情報について

渡航前の情報収集には、政府機関の運営するホームページが役立ちます。海外で流行中の感染症とその予防方法はもちろん、地域別の発生動向、感染症以外の危険情報まで確かめられますので、出発前にぜひご活用ください。渡航先の入国に当たり必要なワクチンの情報は、各国領事館などにお問い合わせください。

当院での予防接種

持ち物について

  • お子さまの予防接種

    • 診察券:お持ちの方のみ
    • 母子手帳:予防接種完了の記入と接種歴確認に必要です。
    • 保険証・乳幼児福祉医療券:お薬を処方された場合に必要となります。
    • 予防接種予診票、予防接種接種券:定期予防接種の場合
    • 予防接種依頼書:日野町外からお越しの場合、持参が必要な場合があります。来院される前に、お住まいの保健センターにお問い合わせください。
  • 海外渡航前のワクチン接種

    • 診察券:お持ちの方のみ
    • 母子手帳:予防接種の記入と接種歴確認に必要です。
    • 保険証・乳幼児福祉医療券:お薬を処方された場合に必要となります。
    • 渡航先から要求された必要書類:あればご持参ください。
    • パスポート

予防接種の診療スケジュール

他の患者様と接触する事を出来るだけ少なくするため、通常の診療時間と予防接種の時間を分けて設定しております。
出来るだけ皆様に安心して予防接種を受けて頂けるよう、細心の注意を払います。

診療時間
月
火
水
木
金
土
日/祝
9:00~
9:30
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9:30~
12:00
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15:30~
16:10
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16:10~
18:30
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●診療と一部の予防接種・健診 ■診療のみ ▲予防接種のみ ★予防接種・健診

予防接種の予約

当院では、予防接種の予約をネット上で簡単にできるシステムを導入しております。
ご予約フォームにて予防接種を選択し、ご希望のワクチンで、接種を希望するワクチンにチェックを入れるだけです。
同時接種をご希望の場合、最大5種まで選択出来ます。ネット予約に記載がないワクチンや渡航前ワクチンにつきましては、受付までご連絡下さい。