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ワクチンの基礎知識 - あいさか小児科

〒529-1601 滋賀県蒲生郡日野町松尾2丁目88-7

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予防接種

ワクチンの基礎知識

定期接種と任意接種とは

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定期予防接種には、ロタ、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、4種混合BCG、ポリオ、麻疹風しん、日本脳炎などがあり、これらは国が受けることを積極的にすすめている予防接種です。これらは、定められた接種期間であれば、すべて無料で受けられます。

任意予防接種は、上記以外のワクチン(おたふくかぜなど)で、病気の流行状況などにより「受けた方がよい」というものです。有料となります。

接種出来る年齢(月齢)になったらできるだけ早く受けましょう

ワクチンは、それぞれに接種できる月齢や年齢が決まっています。この接種年齢は、病気にかかりやすい時期とワクチンを安全に接種でき、高い効果が得られる年齢を考慮して決められています。ワクチンは「受けられる時期が来たら、すぐ受ける」ことが基本です。

同時接種をうまく利用しましょう

0歳代で接種するワクチンは種類も多く、接種回数は10回以上になります。または生ワクチン接種後(BCGやロタウイルスワクチン)は続けて生ワクチンを接種する場合、4週間あけなければなりません。

そのため、これらを単独で接種すると、約5か月間にわたってほぼ毎週接種することになり、時間的、体調管理などの負担が大きいと言えます。

そこで、できるだけ早く体調の良いときに早く免疫を獲得するために、世界中で行われているのが同時接種です。これにより必要な免疫をより早くつけることができます。

ワクチンはかかりつけ医で接種しましょう

ワクチンは日頃の体質、体調管理を任すことができるかかりつけ医で受けましょう。日野町外にお住まいの方でも、あらかじめお住まいの地区の保健センターに申し出ていただければ、本院でワクチンの接種を受けることができるようになっています。

一般的なワクチンの種類、接種スケジュールについて

VPDのページ日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールを参照して下さい。
接種の進め方で迷われた場合は、一般診察の時間に予約を取って来院してください。望ましいスケジュールを一緒に考えましょう。

ワクチンの接種間隔について

ワクチンの種類によって、次に受けるワクチンまでの接種間隔が異なります。いちど予防接種を受けると、次の接種を受けるまで一定の期間をあけることになっています。

ロタウイルスやBCGワクチンなど生ワクチンのあとに次の生ワクチンを接種する場合は4週間(中27日)後の同じ曜日から、接種が可能になります。

また、同じワクチン同士の場合は、それぞれ決められた接種間隔が必要です。

生ワクチンの後に不活化ワクチン(ヒブ、肺炎球菌、4混など)を接種する場合、またはその逆(不活化 → 生ワクチン)、種類の違う不活化ワクチンを続けて接種する場合は、接種間隔の制限はありません。

新型コロナウイルスのワクチンとほかのワクチンを接種する場合は、互いに最初のワクチンから2週間空ければ接種が出来ます。

けいれん、アレルギーのある方へ

熱性けいれんの場合、基本的にはすべて接種可能です。

ただし、ワクチンの副反応で発熱した場合のけいれん予防など、具体的に対策を相談しておくことが必要です。アレルギー体質というだけで、接種不適当とはなりません。卵アレルギーの患者さんでも、インフルエンザワクチンはほとんどの場合、接種が可能です。本院では十分な問診や、予備テスト、接種後の体調観察などを実施して積極的に接種を行っています。